2012年04月03日
G&P XM177E2 レビューその1
G&P XM177E2のレビューになりなす。
これから購入を検討してる方の一助になれれば幸いです。


全体的にとてもリアルな外観に仕上がっています。
実銃を模した細いハンドガードは保持しやすいです。
またストックもタイトになっておりガタつきがあまり無く
重量のバランスが絶妙なので射撃姿勢をキープするのが楽です。とにかく構えやすい!
非常に頑丈なので激しい動きをしてもギシギシしません。
剛性の低い銃は強い力を入れて構えるとサイトやバレルの位置関係が変わって集団性に影響が出たりしますが
これだけの剛性があればそういったこともないでしょう。


画像のE1はマルイE2のフロントをKM企画製スチールフロントに換装したものです。
G&Pとマルイとではハンドガードの直径・長さが異なり
前者のほうがより実物に近い形状になっています。
しかしG&Pのフロント、惜しいんです。
なんとバレルの長さが実物より数センチ短いんです。
M733のフロントの長さに合わせてしまったらしいです。
もう少しで完璧な長さになってたのに、もったいないですよね。


左がG&P、右がマルイ純正グリップ。
マルイより細いので握りやすいです。
付け根のネジが4個と多いのでぐらつきも無し。
ヒートシンクを固定するネジの頭が+ではなく2mmのヘックスになってます。
ネジ山のナメが無くなるのでありがたいです。
モーターはM120です。配線はネジ止めなのでモーター交換のときは少し面倒。。
サイクルが高いのはいいのですが立ち上がりが悪くセミの切れが最悪です。
箱出しでセミオンリー戦は少しきついですね。

バッテリーの搭載位置はストックパイプ内になってます。
マルイと互換性が無くなってます。リアルサイズ?
ストックとパイプの噛み合わせがタイトで伸縮は少々大変ですが
ガタが全くと言っていいほどないので、これはこれでOK
色がちゃっちい(画像は再塗装済)のとストック上部のバリが残念。

ストックインバッテリー仕様です。パイプ後端のフタも変更され、丸型のねじ込みタイプになりました。
コネクタには通電性能が高いと言われるT型コネクタが採用されています。
G&P純正のバッテリー7.4V 1000mAh Li-Poしか使えません。
他社の細いバッテリーもありますがコネクターを2Pタイプに変えないといけません。

このように配線がストックへと伸びています。
画像では見えにくいですがストックパイプ根元上方に2mmのイモネジがあります。
メカボを取り外す時にストックパイプから配線引っこ抜くのが少し面倒です。
端子が引っかかります。
ストックパイプ内スペース拡張のため中のボルトが随分短くなってます。
長さが160mm以上のドライバーを準備しておかないとメカボックスの取り外しができないので注意。
手元に長いドライバーが無かったので応急処置(笑)
ちゃんとネジ閉められないので不安です。
細長いプラスドライバー(マイナスでも代用できます)を用意してください。

リポの充電器はもちろんですが、T型端子と他端子の変換コードも用意しないといけないのが少々面倒。
端子はラジコン屋で安く売ってますし、本体に1組の端子が付属してくるので
それで自作してもいいですね。
私は自作コネクターがショートしててえらいことになりました(笑)

フロントに配線がなく、アッパーレシーバーの突起やミミもありません。
そのため、フロントのピンをリムーブするだけでフロントとロアフレームを“ズボッ”と簡単に分離することができます。
面倒なフロントに配線通す作業から解放されました。


エジェクションポートは従来のG&Pメタルフレームのものと同じです。
カバーは閉まらずオープンしたまま…( ´,_ゝ`)
純正のHOPチャンバー、相変わらずのクセモノでした。弾道がぜんぜん安定しないのです。
ピンは2つに分離した脱落防止型になってます。
中央を貫通するボルトをしめて固定します。
ちょっと面倒ですが脱落するよりましかなと。
概観が気になる方は他社のと交換したほうがいいと思います。

G&P純正のメカボックスです。
メカボックスを閉めるためのネジは+ネジではなく、全て2mmのヘックスになっています。

海外向けの強バネに耐えるためかたっぷり肉盛りされてますね。
ボールベアリング(多分8ミリ)積んでます。
ギアの調整用シムは銅でした。銅って弱いし最悪曲がったり切れたりしそうじゃないですか?
シム調整の際にマルイのシムに交換しちゃいます。
シリンダー、シリンダーヘッド、ピストン、ピストンヘッド、ノズルですが
これらがどうも他社製パーツと相性が悪いです。
シリンダ内径等の寸法が違くてkmとかの他社製パーツが組み込めません。
海外は強いバネ使うから空気自体の量も増やしてるんでしょうか。
この辺のパーツは信用できないので一式交換してしまいます。
ギアは…まぁ、普通かな?目立った問題はなさそうです。
このスイッチ、火花がバチバチ飛びます。
後日談ですが、そのまま使ってたら2ゲームで通電しなくなりました。
見たらスイッチが焦げてましたよ。要注意、要対策です。

左画像:右がG&P純正べベルギアで、左がマルイのべベルギアです。
G&Pは逆転防止ラッチ用の歯が2枚しかありません。
モーターの件もあってか、セミのキレが悪いどころか2点バーストになることも!
ベベルとモーターはマルイに交換しようと思います。
【1日ゲームで使用した感想】
マルイXM177E2、CAR-15より重いけど剛性のお陰で身体に吸い付くようです。
ハンドガードの細さとストックのブレなささが特にいいですね。
とても使いやすいです!
あと、頑丈ですね!地面にぶつけようが、ブッシュに引っかけようが、バリケードに当たろうが、びくともしません。
実射は、サイクルが早いのは良かったですが、ホップの効きがイマイチよくなかったこと、
初速の変動が激しいこと(吸気系のせいかと)、
グルーピングの粗さ などが気になりました。
近~中距離戦で使うのであれば箱出しでそこそこ使えると思います。
しかしやはり、マルイ純正のようなセミ一発でキメる射撃は無理です。
吸排気系パーツとHOPチャンバー周りは一新しないとバラマキ銃の域を出れません。
【まとめ】
必要なもの
・G&P製 7.2V 1000mAh 20c Li-Poバッテリー
・T型端子-ノーマル端子 変換コネクタ
・Li-Po 充電器
・プラスドライバー(先端~付根の長さ160mm以上)
GOOD
・軽い
・構えやすい
・剛性が高い
・カスタムベースとして最適
・分解が楽
BAD
・内部パーツすべてに不安要素あり(チャンバー、吸気系パーツ一式、モーター、スイッチ等)
メカボ内部の部品全部交換するか、マルイのメカボと取り替えてしまう等した方がいい
・樹脂パーツの色がリアルでない
・アウターバレルが実物より数cm短い
(2016/2/27改定)
↓XM177関連の記事
【G&P XM177E2 レビューその2】
【XM177 クリーニングロッド装着例】
これから購入を検討してる方の一助になれれば幸いです。


全体的にとてもリアルな外観に仕上がっています。
実銃を模した細いハンドガードは保持しやすいです。
またストックもタイトになっておりガタつきがあまり無く
重量のバランスが絶妙なので射撃姿勢をキープするのが楽です。とにかく構えやすい!
非常に頑丈なので激しい動きをしてもギシギシしません。
剛性の低い銃は強い力を入れて構えるとサイトやバレルの位置関係が変わって集団性に影響が出たりしますが
これだけの剛性があればそういったこともないでしょう。


画像のE1はマルイE2のフロントをKM企画製スチールフロントに換装したものです。
G&Pとマルイとではハンドガードの直径・長さが異なり
前者のほうがより実物に近い形状になっています。
しかしG&Pのフロント、惜しいんです。
なんとバレルの長さが実物より数センチ短いんです。
M733のフロントの長さに合わせてしまったらしいです。
もう少しで完璧な長さになってたのに、もったいないですよね。


左がG&P、右がマルイ純正グリップ。
マルイより細いので握りやすいです。
付け根のネジが4個と多いのでぐらつきも無し。
ヒートシンクを固定するネジの頭が+ではなく2mmのヘックスになってます。
ネジ山のナメが無くなるのでありがたいです。
モーターはM120です。配線はネジ止めなのでモーター交換のときは少し面倒。。
サイクルが高いのはいいのですが立ち上がりが悪くセミの切れが最悪です。
箱出しでセミオンリー戦は少しきついですね。

バッテリーの搭載位置はストックパイプ内になってます。
マルイと互換性が無くなってます。リアルサイズ?
ストックとパイプの噛み合わせがタイトで伸縮は少々大変ですが
ガタが全くと言っていいほどないので、これはこれでOK
色がちゃっちい(画像は再塗装済)のとストック上部のバリが残念。

ストックインバッテリー仕様です。パイプ後端のフタも変更され、丸型のねじ込みタイプになりました。
コネクタには通電性能が高いと言われるT型コネクタが採用されています。
G&P純正のバッテリー7.4V 1000mAh Li-Poしか使えません。
他社の細いバッテリーもありますがコネクターを2Pタイプに変えないといけません。

このように配線がストックへと伸びています。
画像では見えにくいですがストックパイプ根元上方に2mmのイモネジがあります。
メカボを取り外す時にストックパイプから配線引っこ抜くのが少し面倒です。
端子が引っかかります。

ストックパイプ内スペース拡張のため中のボルトが随分短くなってます。
長さが160mm以上のドライバーを準備しておかないとメカボックスの取り外しができないので注意。
手元に長いドライバーが無かったので応急処置(笑)
ちゃんとネジ閉められないので不安です。
細長いプラスドライバー(マイナスでも代用できます)を用意してください。

リポの充電器はもちろんですが、T型端子と他端子の変換コードも用意しないといけないのが少々面倒。
端子はラジコン屋で安く売ってますし、本体に1組の端子が付属してくるので
それで自作してもいいですね。
私は自作コネクターがショートしててえらいことになりました(笑)
フロントに配線がなく、アッパーレシーバーの突起やミミもありません。
そのため、フロントのピンをリムーブするだけでフロントとロアフレームを“ズボッ”と簡単に分離することができます。
面倒なフロントに配線通す作業から解放されました。


エジェクションポートは従来のG&Pメタルフレームのものと同じです。
カバーは閉まらずオープンしたまま…( ´,_ゝ`)
純正のHOPチャンバー、相変わらずのクセモノでした。弾道がぜんぜん安定しないのです。
ピンは2つに分離した脱落防止型になってます。
中央を貫通するボルトをしめて固定します。
ちょっと面倒ですが脱落するよりましかなと。
概観が気になる方は他社のと交換したほうがいいと思います。

G&P純正のメカボックスです。
メカボックスを閉めるためのネジは+ネジではなく、全て2mmのヘックスになっています。

海外向けの強バネに耐えるためかたっぷり肉盛りされてますね。
ボールベアリング(多分8ミリ)積んでます。
ギアの調整用シムは銅でした。銅って弱いし最悪曲がったり切れたりしそうじゃないですか?
シム調整の際にマルイのシムに交換しちゃいます。
シリンダー、シリンダーヘッド、ピストン、ピストンヘッド、ノズルですが
これらがどうも他社製パーツと相性が悪いです。
シリンダ内径等の寸法が違くてkmとかの他社製パーツが組み込めません。
海外は強いバネ使うから空気自体の量も増やしてるんでしょうか。
この辺のパーツは信用できないので一式交換してしまいます。
ギアは…まぁ、普通かな?目立った問題はなさそうです。
このスイッチ、火花がバチバチ飛びます。
後日談ですが、そのまま使ってたら2ゲームで通電しなくなりました。
見たらスイッチが焦げてましたよ。要注意、要対策です。

左画像:右がG&P純正べベルギアで、左がマルイのべベルギアです。
G&Pは逆転防止ラッチ用の歯が2枚しかありません。
モーターの件もあってか、セミのキレが悪いどころか2点バーストになることも!
ベベルとモーターはマルイに交換しようと思います。
【1日ゲームで使用した感想】
マルイXM177E2、CAR-15より重いけど剛性のお陰で身体に吸い付くようです。
ハンドガードの細さとストックのブレなささが特にいいですね。
とても使いやすいです!
あと、頑丈ですね!地面にぶつけようが、ブッシュに引っかけようが、バリケードに当たろうが、びくともしません。
実射は、サイクルが早いのは良かったですが、ホップの効きがイマイチよくなかったこと、
初速の変動が激しいこと(吸気系のせいかと)、
グルーピングの粗さ などが気になりました。
近~中距離戦で使うのであれば箱出しでそこそこ使えると思います。
しかしやはり、マルイ純正のようなセミ一発でキメる射撃は無理です。
吸排気系パーツとHOPチャンバー周りは一新しないとバラマキ銃の域を出れません。
【まとめ】
必要なもの
・G&P製 7.2V 1000mAh 20c Li-Poバッテリー
・T型端子-ノーマル端子 変換コネクタ
・Li-Po 充電器
・プラスドライバー(先端~付根の長さ160mm以上)
GOOD
・軽い
・構えやすい
・剛性が高い
・カスタムベースとして最適
・分解が楽
BAD
・内部パーツすべてに不安要素あり(チャンバー、吸気系パーツ一式、モーター、スイッチ等)
メカボ内部の部品全部交換するか、マルイのメカボと取り替えてしまう等した方がいい
・樹脂パーツの色がリアルでない
・アウターバレルが実物より数cm短い
(2016/2/27改定)
↓XM177関連の記事
【G&P XM177E2 レビューその2】
【XM177 クリーニングロッド装着例】