2013年08月25日
SOGとカメラ

SOGの隊員は偵察任務にカメラを携行しました。
任務中に発見した証拠などを記録し、コッソリ私物として持って帰る隊員も沢山いました。
そのおかげで、今日でも私たちは彼らが戦場で見たものの一部を見ることができています。

個人的にカメラを所有する隊員もいたり、場合によっては支給されたりもしていたようです。
まず、本国の掲示板「SOGベテランにインタビュー」で話されていた内容を紹介したいと思います。
「RT NY」の「AMBUSH MASTER」と名乗る方が応答 2008年2月19日の書き込みです。
http://www.professionalsoldiers.com/forums/showthread.php?t=17383

「出撃前の記念撮影に使うカメラは35mmフィルムのハーフではなくフルサイズを使った。
いいレンズを積んでるやつだ。1個のフィルムで70枚は取れた。それと予備のフィルムをもう一つ携行した。
OLYMPUS PENは軽くて頑丈で、作動も静かで、使いやすかった。あのヤード達ですら使えたほどだ!
8×11.5倍ズームは、ISO感度400のフィルムでも充分いけた。
そして、こういうカメラやフィルムもベン・ベイカーの供給だったんだ。」
貴重な証言を見つけられて良かったです。
そしてここでもCISOのベイカー氏の名前があがりました。
本当に何でも屋さん、まさしくSOGの“Q”ですね。

カメラの種類は60年代のハーフサイズカメラのうち、様々な機種が使われていたようですが
中でも多く使われていたのが、60年代を代表するハーフカメラ Olympus Pen シリーズでした。
こちらはPen EES-2です。ズームできるタイプです。
CCSではSOGリーコンメンバーたちに対しPEN EES-2が支給されていたとか説明されていました。

さて。さてさて。ミリタリーは趣味はほぼ休止状態の今
他に好きなマンガとかクルマとか釣りとか趣味があるわけでもない私は無趣味人間になりかけたのですが
ここでフィルムカメラに食指が向いてきました。新たな趣味になるかもなんてね。
子供の頃にばかちょん使った以来のフィルムカメラです。楽しそうですね~。
もし不調があったら、少し手入れもしてみよう。分解の入門にうってつけなのもPenなんだそうです。
失敗しても成功してもいいからとにかくやってみようっと( ̄▽ ̄)