2015年02月28日

東アジアが、アツい!!



今回はV40ミニグレネードの記事などでいままで軽く触れていたEA(East Asia supply co.) という香港の会社についての記事になります。







写真のような超リアルなSTABOハーネスやタイガーストライプ、他にもワンゼロジャケットやSOGナイフ、CISO製サバイバルキットのポーチなど、
SOGをピンポイントに狙い澄ましたゲキアツなアイテムを多数生産・販売している変態素晴らしい会社です。
既にお世話になっていたりご存知であったりする方も多いと思います。

最近私が気になったアイテムをいくつか紹介したいと思います。





こちらのCISOインディジナスユニフォームはSOGで活動したヤード達が着ていた服で、CISOが供給していたと言われています。
こちらはODで前面に2ポケット+肩のシガーポケットが付いたタイプの再現となっています。

この服の何が凄いって、これさえあれば超リアルなSOGリーコンのヤード達の装備を再現できてしまう訳ですよ!!

この服は同じCISOが多数生産したうんこCISOラックサックと違いほとんど実物が出回っていません。
現存数が少ないめっっったにお目にかかれない激レアアイテムなのです。
貰ったモノをずっと大切にするヤード達によって普段着として着潰されるまで使われたのか、それとも処分されたのか・・・
いずれにせよ、今回EAがこのリプロダクションを製作してくれたことでよりリアルなヤード装備ができるようになりそうです。







こちらはカーキ色のCISOインディジナスユニフォームです。
先ほどのOD色のジャケットは2ポケットでしたがこちらは4ポケットのタイプを再現しています。
当時の写真を見ているとこのジャケットにOD色のトラウザーズをセットにして着ている例が多数見られます。
個人的にはこちらのカーキ服のほうがヤードっぽくて好きです。
推測ですが、カーキ色にすることでNVAのユニフォームに似せようとしたのかもしれません。






それとこちら。うんこCISOインディジナスラックサックです。
EAさんのHPを見ると「Coming soon」となっています。
今のところCISOラックサックはキングアームズさんのレプリカがあるのですが、金具が再現出来ていなかったり、
ラックサック本体の素材がコットンだったりストラップがぶ厚かったりと色々納得できない点が多く、
もったいないですがリアルを求めて実物を酷使してゲームに臨んでいるのが現状です。
ですが実物は個体により特にストラップ等の部分のダメージが酷く、いつまでもこのまま使っているのはとても不安です。

ところがこちらのりプロは画像で見た感じ素材に実物と似た厚手のキャンバス生地を使用しており、ストラップもリアルな薄めのコットン、
金具まで実物ソックリのものを製作して使っているようです。
ディティールも実物ソックリ。これはすごいです。
もしリリースされたなら間違いなくこれまでで一番リアルなりプロダクションとして君臨するでしょう。
リリースが待ち遠しいです。




恐ろしい再現度でSOGのアイテムをピンポイントにリリースしてくるEA社
日本だけでなく世界中のSOGリエナクターがEA社のリプロを手にして唸っているのでしょうね。

EA、、、この会社並大抵ではないですね!もはや現代のCISOと呼べるのではなかろうかッッッ!!!














【インディジナス・ラックサック 特殊部隊における使用例】
【インディジナス・ラックサック 内容物 その1】
【レビュー インディジナス・ラックサック】
  

Posted by ながせ(Kingbee) at 13:29Comments(3)RucksackつぶやきUniformsCISOCISO Uniform

2012年07月15日

【自作】黒染めジャングルファティーグ



前回の記事【黒染めジャングルファティーグとSOG】では、SOGにおける黒染めジャングルファティーグ(ながったるいので以後TCU)の使用例について考察しました。

今回はこんな感じで、TCUを真っ黒に染め上げたいと思います。






某店で購入した黒染めTCUのジャケットになります。

上下揃えたかったですが、肝心のズボンがなかなか見つかりませんでした。

履きつぶされてほとんど現存していない もしくは出回っていないのでしょう。

無いものは作れとお空から声が聞こえてきます。

こうなったら自作するしかないじゃないの。



染めるベースはこちら。




実物中古品。くるぶしのヒモが抜かれています。

また少し退色して色が薄くなっています。





染料にはこちら、ダイロンマルチカラー8 エボニ―ブラック を使用します。

熱湯にこの染料を溶かし、煮込むことで色を定着させます。

「生活排水に流せて家庭で気軽に使える染料」ですので、残った液の処理に困りません。




使用する機材一覧



・たらい またはそれに準ずる平たい金属製容器
・バーナー
・金属・ホーロー製のボウルや洗面器、なべ
・ゴム手袋(なるべく厚手)
・塩

たらいは最低直径50cmは必要です。

大量の熱湯を数十分キープしなければならないのでコンロの使用は避けられません。

屋外用の強いコンロがあれば心強いです。私はカセットコンロを使用しましたが、リスクが高いので推奨できません。

ボンベの上にたらい本体が来ないよう工夫しなくてはなりません。

別個で染め粉溶かしや“命の水”のために、なべorボウルが絶対必要になります。

使用後食器用洗剤で洗えばその後も普通に普段の生活で使えます。


【注意】

・作業に使用する容器はホーロー製か金属製を使用する。
 プラスチックの容器だと染料が染み込んでしまいます。
・必ずゴム手袋を着用する。
・万が一こぼした時のリスクを考慮して服はダメになってもいいものを着用し
 屋内で行う場合はシートを敷くなど対策を十分にとる。
・溶けたゴムみたいなニオイがするのでもろに蒸気を吸わない。気分が悪くなります。


【警告】

本記事における作業要領のなかでカセットコンロをやむを得ず使用していますが
ガスボンベの過熱による爆発事故発生のリスクが常に付きまとい、大変危険です。
作業は屋外で行い、2連コンロなど屋外用の安全な熱源を使用してください。
本ブログを参考に作業した際、万が一作業で爆発や熱湯によるやけど、染料もれによる衣服の破損などが生じましても、
当方は一切の責任を負うことができません。
本人の自己責任のもと、安全管理に充分留意し行ってください。





ダイロンに付属する説明書が丁寧に説明してくれているので、どなたでも手軽に作れると思います。

- 手順 -

(1)染めるものを洗濯し 汚れ・ノリ・柔軟剤を取り除く。
(2)ぬれたままにしておく。
(3)500cc/1缶の割合で、熱湯にダイロンを良く溶かす。
(4)別容器に染めるものが浸かる程度の熱湯を入れる。
(5)熱湯に1缶当たり15g(おおさじ1杯)の塩と(3)の溶液を入れ、よくかき混ぜる。
(6)染めるものをなるべく広げて入れ、20分もみ洗いするようにしっかり混ぜる。
(7)20分つけ置き、ときどきかくはんさせる。
(8)水が透明になるまでよくすすぎ乾燥させる。



(画像:1度目の染めを終えたトラウザー 2缶では薄すぎた)


注意点です。説明書をよく読むと、黒は他の染料と違い2倍の染め粉が必要と書かれています。

黒や濃い色の場合、ダイロン1缶で1染まる繊維量が125gとなっています。

TCUのトラウザーは約600gなので、最低5缶は必要になる計算です。

私の場合、最初は2缶で染めようとしましたが薄すぎたので、一度乾かしてから再度3缶で煮込み、結局5缶使いました。

よい仕上がりを目指すために、余らせるくらいの勢いで買うべきでしょう。


いよいよ実作業です。まずはトラウザーの準備をしておきます。

(1)染めるものを洗濯し 汚れ・ノリ・柔軟剤を取り除く。
(2)ぬれたままにしておく。


染料の準備に取りかかります。



(3)500cc/1缶の割合で、熱湯にダイロンを良く溶かす。





(4)別容器に染めるものが浸かる程度の熱湯を入れる。
(5)熱湯に1缶当たり15g(おおさじ1杯)の塩と(3)の溶液を入れ、よくかき混ぜる。

説明書によると熱湯は“70~80℃”となっていますので、温度をキープしましょう。

この辺で“命の水”を準備しておきます。とにかくアツいんです。

ゴム手してるのでまだ多少は平気なのですが、水が無いとやってられん熱さです。

染め粉溶かしに使用した容器に冷水を満たしておくのがいいでしょう。




(6)染めるものをなるべく広げて入れ、20分もみ洗いするようにしっかり混ぜる。
(7)20分つけ置き、ときどきかくはんさせる。

気泡を追い出したり、たまに回転させたり裏返したりしてあげます(多分さほどの意味はない、ジコマン)

忘れてましたがティッシュ要りますねこれ。

熱くなったら命の水で手を冷ましてやります。




(8)水が透明になるまでよくすすぎ乾燥させる。

弱アルカリ洗剤で普通に洗濯してしまっていいと思います。

ただ洗濯機に染料がしみてしまわないよう、染料をよく洗い流しておきましょう。




2缶では薄すぎたため再度染め直します。

今度はダイロンを3缶使います。

一度で完璧に染め上げるのは不可能なようです。5缶一気に使ってしまいたいところですが

同じ水の量に3缶入れたらわずかに粉が溶けず残りました。一度で染め上げる濃度の染め液を作るのは難しいです。




どばどばどばー

一度目と同じ手順で仕上げていきます。



完成です。

じゃーん



ビフォー・アフター

なんということでしょう



いいかんじに仕上がりました。

機材さえ揃えれば意外と簡単につくれることがわかりました。

色あせてしまったTCUなら染料がなおさらなじみやすいかもしれません。

こんな風に黒染めTCUとしてよみがえらせてみるのはいかがでしょうか。











それではまた今度。

ご閲覧ありがとうございました。  

Posted by ながせ(Kingbee) at 20:00Comments(4)UniformsBlack Uniforms

2012年06月21日

黒染めジャングルファティーグとSOG



SOGではベトコンに偽装するため、しばしば黒染めされたジャングルファティーグが着用されました。

初めから黒で生産されたもの、現地で染め直されたものなど色々あるらしいです。

(追記:敵の姿に似せることで、万が一目撃された場合に敵を困惑させて
先制するイニシアチブを得ることが着用の目的でした。
しかし黒染め系のユニフォームを使用している例は
全体的に見てあまり多くないように思えます。)

黒のユニフォームを着用している例を色々見てみたいと思います。




スウェーディッシュKを携行してるこの方々

袖が7部丈になってますね。ブラックパジャマの一種?

「初期によく見られたローカルメイドの民族衣装である」らしいです。

(追記:沖縄のCISOや、南べ現地のテーラーでブラックパジャマを仕入れたそうです)




後ろにNVAの制服らしきものを着たモンタニヤードがいます。

(詳しい種族は分かりかねますが)ヤードの村を訪れた際の写真らしいです。

ベトナムには特に中部高原付近などに様々な少数民族が暮らしていましたが

いずれもベトナム人から差別的な扱いを受けていました。

SOG(ops-35)は彼らを多数雇用し、共に越境作戦に従事しました。

書籍などを読むと彼らの写真が沢山出てきますが、名前は伏せられているか不明な場合がほとんどです。





ブラックパジャマとNVAラックサックを合わせて用いています。





1971年 8月 Frank Pulley氏

チームの宿舎の前でベトコンに扮し、記念撮影をしています。







1969年 射撃場にて
RT Colorado
1-0 Willie McLeod(左)
1-2 Frank Greco(右) 

2人とも黒染めされたジャングルファティーグを着用しています。

Greco氏は中国製RPDのバレルを短く切り落としたモデルを撃ちまくってます。

SOGではAKと並んで、この切り詰めRPDもよく使われていたようです。

125発を誇る弾幕で数で勝るNVAに鉛弾の雨を浴びせられる上に軽量で

なおかつ発砲音によって敵のかく乱を狙うことも可能な便利アイテムでした。

トイガンでは未だモデル化されてません

が、世の中にはフルスクラッチしてしまう猛者も…。





この2人は同じRTに所属していたようです。

渋い口髭にお洒落メガネが似合う、ダンディーなGreco氏ですが

彼は「Running Recon」という書籍の著者であったりもします。






Larry D. William (右) 左の人物は不明 

擬態とかそういうのヌキにして、普通にカッコいいですよねぇ。





1970年
RT Wyoming 1-0 Ralph Rodd

夜間に着ているせいで、どこまでが体なんだかワケがわかりませんが

夜間の迷彩効果はどれほどのものだったのでしょうね。

闇には溶けますが、黒系の迷彩は動くと目立つんですよね。

BARベルトが特徴的です。





RT Colorado 1971年

Pat Mitchel (右上) 

John Boronski(真中) -MIA 1970年3月24日

Dave Mixter (左上) -MIA 1971年1月29日

NVAに扮する右下の部族隊員がM72を携行しています。




オマケ



こちらは私のコレクションになります。

実物 4thタイプ 黒染めジャングルファティーグです。

トラウザーは履きつぶされてしまって現存数少ないのでしょうね~。

黒のトラウザーはセットになっておらず、ジャケットのみでした。



無いものは作れ!…ということで

パンツは自作してしまいましょう。

次回はパンツを染め上げてみようと思います。

  【自作 黒染めジャングルファティーグ】  続きを読む

Posted by ながせ(Kingbee) at 18:20Comments(3)UniformsBlack Uniforms